bussiness born from on the tableon the tableから生まれた事業

2019.02

キャベツの冷温長期保存技術の開発

県産キャベツを年間を通して安定供給するための冷温長期保存技術の開発

 

広島県のキャベツの年間消費量は4万tにも及び、その多くを県外主に、群馬県や愛知県に頼ってきました。昨年のOn the Tableでは、県産キャベツ農業法人であるベジタさんにより県産キャベツの効率的な安定供給、流通を担うため新会社ベジコを設立し、5月より流通を開始しました。高低差と気候が安定した広島県の立地を強みに今年度、生産・流通量を3500tと拡大することに至り、安定供給という目的の一歩を踏み出しました。しかしながら、現状では2月から3月の初旬の間はキャベツを収穫することができないのが現状で、より長期保存できる方法を模索しています。また、鮮度が命である生鮮食品を扱う上で、キャベツが過剰に流通される時期と、品薄になる時期を調整する流通状の手段が必要とされています。

 

県産キャベツの安定供給という課題を県内の研究期間、大学の協力と解決できないか?

 

広島大学、前川総合研究所、前川製作所、ベジコ株式会社の連携により

前川製作所の製品のスーパーフレッシュを利用して擬似空間にて長期保存試験を実施した。