about on the tableon the table とは

on the tableとは、
企業の枠を超えて、他の企業や大学・研究者や学生で、
ベンチャービジネスを具体的に創りだす“場”を作る事で、
街や企業の課題解決を行う社会機能です。

周辺人口を含めると200万人を超える人口の広島は1次産業から3次産業まで広範囲な分野の産業を内包しています。また国際競争が激化する中、各業種や企業は自社だけでは解決できない課題を効率化ととも行わなければならない現状があります。一方、大学などの教育機関は企業とは別の観点を出発点としているため、街の課題解決手段として利用する事に障害がありました。

街全体で一つ一つの課題に取り組む「街で課題を解決する」このコンセプトを掲げ、一つ一つ実績を作ることで、産学など街の機能が効率的に連携できる素地を作る。

広島のような多様で、ある程度の規模と機能を備えている地域では課題を解決することができる素地があります。on the tableで街の機能を効率的で効果的に活用できることが目的です。

地域や企業の課題+シェア(共有)
=解決型ビジネス+コミュニティ

ベンチャービジネス創出の“場”

地域でのオープン・イノベーション
→ ローカル・オープンイノベーション

※オープンイノベーションのメリット・デメリット

メリット
スピードアップ
コスト削減
マーケットインによる成長戦略の再構築
デメリット
ディレクションコスト増大
占有性の低下
長期開発志向の低下→コアコンピタンスの低下
1
域内に散在する宝のカケラ(大学が保有する研究シーズや人材・設備等、点在する有力で意欲的な地域企業の個のチカラ、
そして高い意識をもった事業遂行者・起業家など人材)を参加者で有機的に共有します。
2
新たなビジネスの創出に向けた企業側(市場)のニーズとそれに最適な各大学の技術シーズをコーディネーターがマッチング。
インターンシップ制度を活用して事業化まで継続してサポートします。
3
新会社設立、特許等出願、新商品・新サービス開発、新規事業部門創出、販路開拓など、
地域の混合チームで具体的で実践的な経済成果を上げる事を目標としています。

事業概略

広島市
広域都市圏の
大学群

企業

広島市
広域都市圏の
大学群

onthetableコーディネーターチーム

ポートインク

  • 創業セミナー受講者
  • 起業‘sバー等への参加者
  • 創業/起業志望者

each

  • 長期インターンシップ
  • 研究生

広島都市圏域大学群と
地域産業による
新事業創出プラットフォーム

オン ザ テーブルonthetable

企業

市場即応性と将来性を兼ねた
新規事業の数々

こんな方がご利用いただけます

  • 先進技術を広めるためのパートナーを探してる
  • 取引先との連携システムを構築してほしい
  • 特定の配送を頼める物流機能を探してる
  • 意味のあるカッコ良いデザインを施したい
  • 事業を次のステージに上げるための機能が欲しい
  • 学生たちのアイデアを商品化につなげたい

on the tableの軌跡

1年目

試験事業

on the tableがどの様に街の機能になるか、身近な事業で試験運用し、
その基本的な機能・コンセプトを共有する。

on the tableが街の機能として利用されるシーンを参加者に共有してもらえる様に、模範となるサンプル事業を1年で3つビジネスモデル化まで行い、その内1つでも実際に事業化を行う。※本運用では無理なく必要なリソースを揃え、事業化を行うが、単年でビジネス化できることを優先する。

  • 今後のOn the Tableの模範となる事業を単年でビジネスモデル化
  • 事業化の課程で出てきた課題を次年度以降のon the tableで解決
  • プラットフォーム化に向けて必要な機能を模索
  • 次年度以降のOn the Tableの新事業のタネを模索
  • 1年の最後に模範事業の発表、審査を行う

支援事業名

県産キャベツ流通事業:ベジコ
飲食支援型食品流通ポータル
三角島(島村部)農業観光事業
インバウンド観光事業:レジャーコンパス

2年目

本運用開始

on the tableの本分である事業創出を必要な資源と時間をかけて
プラットフォームに乗せて実稼働する。

on the tableの本分である新事業の創出を行うためのプラットフォームとして、産業、教育機関、行政、地域のリソースを交えて事業の本運用をする。※実稼働なので、事前準備や調査の如何によって事業を無理やり組み立てるのではなく、社会ニーズや費用対効果、タイミングなどを計って事業を進める。

  • 地域の産学官のリソースを交えた本運用の開始
  • 事業化に必要な事前調査(ニーズ、技術、知識、コスト)を入念に行う
  • 事業化に向けた運営企業のリソースと外部連携を必要とする機能を分析
  • 大学や行政機関との包括的な取り組みを開始
  • 事業創出基盤事業の本運用として無理のない運用で事業化支援する

支援事業名

コンスーマー目線で開発されたDIY商品の企画・開発・販売
薄膜新技術S-DLCの量産技術化と製造
キャベツの冷温長期保存技術の開発(継続事業)
簡単温室ハウスの開発・流通・低コスト化
製羅工程にによる切削ジグの再研摩
街の飲食店が使いやすいBtoB食材卸ポータル(継続事業)

3年目

プラットフォーム化

on the tableを社会機能として一人立ちさせるために
プラットフォーム化を行う。

on the tableが街の機能として今後も活用される基盤となる様にプラットフォーム化をする。特に広島県の全域から利活用できる様に、ネット上へOn the Table窓口を設置し、3カ年以後も新事業創出を支援できる仕組みを準備する。また、事業推進コーディネータが今後も事業支援活動をできるためのスキーム、ビジネスモデルの開発を行う。

  • 今後も街の機能となるプラットフォーム化を行う
  • プラットフォーム化に際してネット上にOn the Tableの窓口を設置
  • 本稼働している新事業の継続的支援を行う
  • 大学や行政機関との包括的な取り組みを拡充する
  • 事業創出基盤事業の基盤化に向け、今後の体制づくりを行う

参加企業(予定)

  • アクト中食
  • insmart
  • es
  • 大之木ダイモ
  • 田中電気工業
  • 中国精螺
  • 白寿会
  • バルコム
  • ますやみそ

(五十音順)